薬剤師が薬局で、時々考えること

人の心は外からわかる？

私は調剤薬局で、薬剤師として働いています

その薬局で患者さんとお話ししていると
その人の外形が枠になって

「この人が本当に言いたいことは何だろう？」

と考えることがあります

特に、ひどく怒る、理不尽なクレームを言うなど
ちょっと困った態度をとられる患者さんと接している時に。

そんな時、その方の行動に囚われず
本心では何を感じておられるのだろう？と考えることで

その方の言葉や態度の向こう側に
その方の心を感じられるようになります

乱暴な態度をとっている方の中に
寂しさが見えたり

嫌みばかり言う方の中に
深い辛さが見えたりします

外からだけでは本心はわからない

人は、外から見るだけではわからないのです
むしろ真逆だったりすることもあるのです

なぜなら、人は無意識に
自分を守ろうとする生き物だからです

いつも自分が中心です

でも、それは悪いことではありません

自分を守り、生き抜く為にはそれが必要だからです

だからこそ、

この方は今、何を守ろうとしているのだろう？
この方が今、本当に欲しいものは何なのだろう？

と考えることは
お互いのために良いことだと思っています

それは自分にも当てはまる

視点を変えて
自分に対してはどうでしょう？

私達は自分自身の心が見えているでしょうか？

今取った行動の
自分にとっての本当の意味は
何なのだろう？

そんな風に
もし、自分に対しても同じ見方ができたなら
どうでしょう？

自分自身の深い心が見えて
自分自身の本当の欲求が見えてきます

見えたらその先は？

どうするのでしょうか？

自分の心が見えてから
その先こそが大切です

自分の心を大切にするために
あなたなら何をするでしょうか？

自分の心の動いた時、それを考えてみると
心が満足するように人生が変わっていきます

 

この記事は、質問家マツダミヒロさんの質問をもとに私の感じたことを書いています。
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