知識と温もりの対話 ~『ぼけ日和』が贈る心に残る物語~

こんばんは!
今日はどんな一日でしたか?私も精いっぱい頑張った一日でした。

今夜は、少しお酒を飲みながら、切なくもあたたかい本を一緒に読んでください。

 

 

ぜひとも50代のあなたに読んで欲しい一冊:ぼけ日和

今回は、50代のあなたに読んで欲しい一冊の本をご紹介します。

タイトルは、「マンガ ぼけ日和」。

これは、認知症専門医である長谷川嘉也哉先生が著した本を、矢部太郎さんがマンガを描いたものです。

先生が接していた認知症の患者さんとそのご家族の物語を、矢部さんの心温まる絵が切なくも心温まるものにしています。

長谷川先生とは?矢部さんとは?

長谷川嘉哉(よしや)先生は、認知症専門医で、数々の認知症の患者さんとそのご家族と接しておられます。
そして、数々の著書を書かれ、You tubeで動画配信もされています。

矢部太郎さんは、芸人でありながらマンガ家でもあり。
「大家さんと僕」は私も感動して、シリーズを買ってしまいました(笑)

お二人のことは、最後にリンクを貼っておきます。
ぜひ本を見たり、動画を見てみてくださいね。

この本が生まれたきっかけ

長谷川先生がこの本を書くきっかけとなったのは、先生がされた認知症の講演会で、参加の方に声をかけられたことだそうです。

「こんな大事なこと、なんで最初に、誰も教えてくれんのですか?」。

先生はこの言葉が頭から離れなくなってしまったのだとか。

私も、この言葉、すごい共感します。
知識があることは、大切なんです。

「知っていることは大事なこと」

「知っていれば、もっと○○できたのに!」

そう思ったことが、あなたにもありますよね?
私はいっぱいあります。

知識は、私たちの生活に力を与えてくれるもの。
知識は、私たちの武器であり、心の支えとなるのです。

特に「認知症」という、生活に直接関係して、死に関わるような問題ならば。

本の構成

この本は、「春夏秋冬」の章でできています。

季節が巡りとともに、認知症の進行と向き合う患者さんとその家族の姿が描かれています。

深刻な現実を優しく包み込むように、矢部さんの絵が物語に温もりを添えています。

どうにもならない、やりきれない気持ちを抱える認知症という道。
しかし、この本は深刻になりすぎず、ほのぼのとした雰囲気で老いと向き合うことを教えてくれます。

認知症は介護者にとって大きな負担となり、辛い瞬間も少なくありません。

 

 

私自身も母が認知症だったので、本を読みながらその時のことを思い出してしまい、思わず涙が出てしまいました。
でも、涙が流れるほど切ない中にも、ほんわかと心が温かくなるんです。

そして同時に、あの時あの頃、この本を読んでいたら、この本の内容を知っていたら、、、

もう少し、母に対して優しくなれていたのかな?
もう少し、母の辛さもわかってあげられたのかな?

そう思ってしまうんです。

これからの認知症

50代となれば、今まさに認知症のご家族の介護をされている方もいらっしゃるでしょう。
また、これから認知症という現実と向き合う可能性がある方もあるでしょう。

2025年には、65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると言われています。

だからこそ、この本を読んで欲しいんです。

この本は、認知症になっていく、認知症の症状が進んでいく患者さんとそのご家族の物語を通して、私たちに多くのことを教えてくれるからです。

先生とご家族が織りなす対話と矢部さんの優しい絵が、私たちに切なさと温かさと優しさと。。。。
心に残る感動をもたらしてくれることでしょう。

 

この本を通して、私たちは認知症という難しい現実とどう向き合い、愛と優しさをもって支え合えるかを学びます。
ぜひ一読して、その素晴らしさを感じてみてください。

著者情報

長谷川嘉哉先生:
書籍『ぼけ日和』⇒ https://amzn.to/40It9Ul
You tube チャンネル ⇒ https://www.youtube.com/@toki214

矢部太郎さん:
書籍『マンガ ぼけ日和』 ⇒ https://amzn.to/3upxu2x
『大家さんと僕』 ⇒ https://amzn.to/477Bu6t

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