心と体の関係

呼吸の大切さ

「心と体は繋がっている」

あなたはそう思いますか?それとも、別々のものだと思いますか?

悩んでいる時、心が弱っている時には、自己啓発のワークや元気づけ等、精神面つまり心からのアプローチも大切なのですが、体からのアプローチにも効果があります。

しかも「体を動かす」と、『悩み』そのものから視点を外せるので、別の意味の効果もあります。

運動は、心の状態に対して効果があることが実証されていて、方法も簡単なものです。
でも今日は、心の状態と直結する「呼吸」のことを書かせていただきます。

今の呼吸を意識しよう

まずは、今の自分の呼吸を意識してみてください。

どんな呼吸ですか?浅いと感じますか?深いと感じますか?

いきなり言われてもわかりにくいかもしれませんので、プチテストをしてみましょう。

できる限り息を吸い込んでください。

吸った息を、10秒以上かけて吐くことができますか?できれば15秒が望ましいです。

・・・・・どうでしょうか?
これができないと、深い呼吸ができていない可能性があります。

深い呼吸は大切です

呼吸が浅いと、心も体も不安定になります。

なぜなら、人は浅い呼吸で交感神経が優位になり、深い呼吸で副交感神経が優位になります。

簡単に言うと、「浅い呼吸」で興奮し、「深い呼吸」でリラックスするのです。

ですので、リラクゼーションや瞑想などリラックス状態になりたい時には、深い呼吸を意識させます。

深い呼吸をする時、重要とされるのが「腹式呼吸」です。腹式呼吸は、深い呼吸に欠かせません。
普段意識していない時(寝ている時など)には、腹式呼吸ができている人が多いですが、意識すると逆にできなかったりします。

腹式呼吸を邪魔するもの

この腹式呼吸を邪魔するものの一つに、横隔膜の硬さがあります。

「横隔膜」は肋骨の下あたりに横に延びる筋肉です。

この「横隔膜」が下がることで肺に空気が入り、上がることで肺から空気が出ます。

この「横隔膜」なんですが、身体が緊張したり、感情を押し殺して我慢したりすると、緊張して動きにくくなります。
そしてその状態が続くと、固まって動きにくくなります。

そうなると、深い呼吸ができずに浅い呼吸になり、身体がいつも興奮状態になってしまいます。

この時起こる不都合なことは、例えば

①自律神経のバランスが崩れる
②内臓の動きが鈍くなる
③肩こりになる
④ウエストが太くなる

などがありますが、それに加えて呼吸が浅いと脳にわたる酸素も減るため、持っている能力を十分に発揮できません。

深い呼吸ができるようになるだけで、心や体の不安定さが改善されるのです。

深い呼吸をする練習方法

では、深い呼吸をできるようになるためには、どうすればいいのか?

私が実践している方法をご紹介します。一番オーソドックスなのではないかと思います。

1)仰向けに横になって膝を立てる
2)おなかに手を当てる
3)口から10~15秒かけてゆっくりと息を吐ききる。
この時お腹がへこんでいくのを感じる。
4)鼻から、吐いた時の3分の1くらいの時間をかけて息を吸う。10秒なら3秒、15秒なら5秒。
この時お腹が膨らんでいくのを感じる。
5)1)~4)を5分間繰り返す。慣れないうちは辛くなるので、続けられる限りでOK。

 

これでかなり辛い場合は、横隔膜が固くなっている可能性があるので、横隔膜をほぐす練習も並行するとより効果的です。

【1】コブラのポーズ

1)うつぶせになる
2)両手を胸の横につく
3)両腕を伸ばす

                   

 

 

 

 

私もやっていますが、ほんとに呼吸が楽になります。
ぜひ試してください。

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です