なんか気持ちがザワザワ…それってインナーチャイルドかも?
「生きづらさ永久解消セラピスト」の上田かずえです。
あなたは、例えばある風景を見た時、あるいは何かの体験をした時に、胸がざわざわするような、何か不思議な気持ちを感じたことはありませんか?
何かを感じてるんだけど、はっきり言葉に出来ない。
悲しいとか嬉しいとか寂しいとか辛いとか。。。どれともなんか違う。。。
でも何か胸がかき乱されるような、変な気持ち。
実はそれ、あなたのインナーチャイルドとつながっているのかも知れません。
今日はそんなお話。
「インナーチャイルド」とはなんぞや???
という方は、ここを読んでみてくださいね!(^^)!☟
ザワザワする気持ちはなぜ起こるか
「傷ついたインナーチャイルド」は、幼少期に満たされずに「押し殺した本当の気持ち」と「自分に対する思い込み」が1つのカプセルのように収まって、潜在意識の一部として「体のどこか」に隠れています。
何かをきっかけに起こる『ざわざわした気持ち』。
それは、きっかけによって隠れているカプセルが揺らされているのです。
具体的な例を出しにくいので、ここは私の体験を書いてみたいと思います。
私の事例
どんな時にザワザワを感じるか
私、旅行やドライブが大好きでいろいろ出かけるんですね。
その出かけた先々で似たような風景を見るたびに、心がざわざわざわざわするんです。
例えば、平日の日中一人で街を歩いている時。
例えば、夜の高速道路で夜景の中にマンションの明かりを見た時。
例えば、夏の暑い日に抜けるような青空を見上げた時。
例えば、スーツケースを引っ張って空港のロビーに立った時。
嫌でも辛いでもなく、むしろ懐かしく涙がこみ上げてきそうな感覚。
何か思い出しそうなのに、思い出せないようなもどかしさ。
それが何年も続いて、何なんだろうってずっと考えていたんです。
そしてインナーチャイルドに深く向き合うようになってからは、その感情をじっくりと味わうように観察してきました。
ざわざわざわざわざわざわ。。。
そうすると、ふっと頭に思い浮かぶものがありました。
思い出したもの
小学生の頃の家の近所の風景。
あたたかい家庭を想像させる家の灯り。
大学生の頃のテニスの試合。
友人たちと行った旅行。
記憶の出来事は楽しい嬉しいことばかり。
でも、なぜ「嬉しい」「楽しい」ではなくざわざわするの?
それは、そういう出来事を「嬉しい」「楽しい」と思う原因が別にあったから。
私のインナーチャイルドの傷
そう。
私は子供の頃、家に居場所がないと思っていて。
父は仕事が不規則でほとんど顔を合わせません。
母はとにかく自分の思い通りに私が動かないと機嫌が悪く、自分の意見など言おうものなら、
「親の言うことを聞かない親不孝者!」「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ!」「親に感謝が足りない!」とことあるごとに言われていました。
妹たちからも(おそらく意識はしてなかったんでしょうけど)、上から目線で散々暴言を浴びていました。
「家にいても楽しくない、辛いばっかり」「ここはお母さんたちの家で、私の家じゃない」
ずっとそう思っていたから、家を出て外にいることが本当に楽しくて仕方ありませんでした。
特に旅行や合宿なら、夜も家に帰らなくていい。家を気にしなくていい。だからその何日間かは、嬉しくて楽しくてしょうがなかったんです。
そう、そんなに嬉しいことだったはずなのに、「嬉しい」という気持ちだけが蘇って来なかったのは、私のインナーチャイルドのカプセルが揺れていたから。
「私は馬鹿にされなきゃいけない存在なんだ」と思って「家にいても居場所がなくて辛い」という気持ちを「胸(ザワザワが起きた場所)」にしまった私のインナーチャイルドのカプセルが、その頃の思い出の風景を見ることがきっかけとなって、揺らされていたんです。
そう悟った時、なんとも言えない悲しさがこみ上げてきました。
私が私のチャイルドにしたこと
そして私は、私のチャイルドに声をかけます。
「そうだよね。つらかったよね。寂しかったよね。家にいても一つも良いことなくて。
暴言吐かれていじめられて、あなたに居場所はなかったよね。」
それから、私のチャイルドに寄り添ってこう言います。
「もう大丈夫だよ。これからは私があなたと一緒にいるからね。私と一緒に、私とあなたの家に行こう。連れてってあげるからね。」
思えば、私はずっと、どこにいてもどこに住んでも、ここが私の家だと思えたことはありませんでした。いつもいつでも、居場所を感じることができませんでした。
今の家に住み始めた時もなかなか「自分の家」という気持ちになれませんでしたが、今は家にいることが楽しくなりました。ここは私の家、と思うことができています。
まとめ
これが、インナーチャイルドセラピーの「生きづらさ解消」のステップです。
ザワザワした気持ちの原因はインナーチャイルドにありました。
この事例では、完全なセルフワークだったので少し時間がかかりました。セッションを受けていたら、もう少し早く解決したかもしれませんね。
あなたのインナーチャイルドに会ってみませんか?
あなたは、そんなざわざわした気持ちを感じることはありませんか?
また、そんな気持ちと直接関係なくても、何かしら生きづらさを感じていませんか?
もし思い当たることがあれば、ご自分のインナーチャイルドに出会ってみてはいかがでしょうか?
いろいろな体験セッションをご提供しています。
短い時間で、どんなチャイルドがいるのかを知るだけもあり、
少し長い時間をかけて、チャイルドと触れ合って感情を癒してあげるのもあり。
もし気になったら是非、体験セッションを受けてみてください。
ご自身のインナーチャイルドに出会ってみてはいかがでしょうか。