『阪急電車X阪神電車 ナゾときっぷ』:街歩きx乗り物謎解き
目次
50代のあなたに『街歩き謎解きのススメ』
私は50代の方に、脳トレと体力作りを掛け合わせたものとして、『周遊型謎解き』『街歩き謎解き』をおススメしています。
折しも今日本は、謎解きブームで沸いていると思います。
色々な種類の謎解きが、日本各地で開催されています。ネットで調べれると、たくさん出てきます。
お仲間と一緒に、全国の謎解きをめぐりたいと夢を広がらせています。
ホントは感想だけでなく、もっと書きたいんですが、やっぱりネタバレになってしまうので詳しく書けないのですよねえ。
「阪急電車X阪神電車 ナゾときっぷ」
今回私が挑んだのは、『阪急電車X阪神電車 ナゾときっぷ』の阪急電車パートです。
阪急電車も阪神電車も、関西圏における主要私鉄です。阪急電車パート、阪神電車パートがあり、その両方をクリアすると、完結編にチャレンジできる構成になっています。
このコラボ企画は昨年も開催されており、人気があったようで私の友人も昨年は参加していたそうです。
この間聞いてびっくりしました(笑)
今回の阪急電車パートの副題は「名探偵の最も長い1日 繋がった2つの鉄道と3つ目の謎」です。
こんな感じ。写真ピンボケでごめんね~~~🙇🙇
私、謎解きも大好きですが「景色鉄」でもあるんです。乗り物に乗るのが大好き。
だから、電車と謎解きのコラボはホントに楽しみで。
そして、こういうコラボ企画には、特別デザインの『1日乗車券』が作られるんですね。
それが私の、もう一つの目的でもあります。
今回の乗車券はこんな感じ。
これが欲しくて行ってしまうんですよねえ(笑)
スタートするには?
謎解きに参加するには、『謎解きキット』なるものを、購入しなくていけません。
キットは、阪急電車の駅ならどこでも売っているわけではないので、あらかじめ謎解きの公式HPで販売場所を調べておきます。
今回は、私の一番近い駅が阪急梅田駅でしたので、そこで購入することにしました。梅田駅の駅長室でまず購入。
キットを購入したら、セット内容がきちんとそろっているか、駅長室を出てすぐに確認。
アイテムが揃っていなければ、途中で解けなくなってしまう可能性がありますし、大変なこと。
電車に乗ってしまったら、戻るのは一苦労です。
アイテムが揃っていることを確認したら、さっそく最初の謎を解き、初めに行くべき駅を特定!
さあ、街歩きスタート!!
そこから示される最初の場所へと移動します。
所要時間は?
公式ホームページでは、6時間程度となっています(休憩時間を含まず)。
『街歩き謎解き』の良いところは、時間制限がないことです。
ただ、今回の謎解きは、初心者コースとベテランコース、2つのコースがありました。
どちらを解いても同じ答えに行き着くのですが、謎は別の問題があります。
「これは・・・・!?」
街歩き謎解きには、制限時間はありません。
それは、1日で解かなくても良いということでもあります。期間内なら何日かけてもOK!
それなら、謎は全部解きたいですよね~~~~!!
ということで、私は最短時間でのクリアを捨てて、時間を目いっぱい使って2つのコース制覇を決めました。
私はのんびり考えたい方なので、と言えば聞こえはいいですが、つまりはひらめきが遅いタイプです。
それなら焦ってわからなくなるよりも、今回はじっくり取り組むことにしたのです。
そこで、実際どのくらいかかったかと言いますと・・・
足掛け3日、計約14時間でした(休憩を含みます)。
キットを出しては片づけ出しては片づけ、それが面倒でした。
途中はやはりテーブルに必要なものを出して、ゆっくり考えたいか所がいくつかありました。
場所によっては座るところもなくて、立って荷物を持ったまま作業するのは結構大変でした。
また今回は、初心者コースとベテランコースで別の駅に行かなくてはならなかったので、移動でかなりの時間を取られてしまいました。
その分体力も使ったので、足掛け3日でクリアという初体験をすることとなりました。
謎のレベルは?
私はこういった街歩きなどには参加している方だと思います。
その私の感触だと、5段階で3.5くらいかと感じました。
今回もヒントがたくさん用意されていて、そのヒントを見れば解き進めることができます。
また仮に、ホントにわからなかったとしても、ヒントを最後まで見れば答えを教えてくれますので、必ずクリアできます。
景色を堪能し、1人でも楽しい!
謎解きと移動を繰り返す『街歩き謎解き』。お天気は大切なポイントですね。
3日のうち1日は途中で雨に降られてしまいましたが、2日間はお天気に恵まれ景色も堪能できました。
1人だと煮詰まってしまって、そこから別のことを考えられなくなってしまうことが多いのですが、今回そこはヒントを十分に使いました。
最近、体力的に厳しくなってきているのがわかったので、あまり無理せず「とにかく楽しむ!」を優先したためです。
謎解きの人気を表すように、平日にもかかわらず3日間ともお仲間に遭遇しました。
カップルあり、親子連れあり、女子ペアあり。
時々見かけるのが、40代くらいの女性とそのお母様と思われる女性の二人組。
そのお年で親子で謎解きっていいなあ、とほほえましく見てしまいます。
「お互い頑張りましょうね~!」と心の中でエールを送りつつ、、、
『街歩き謎解き』は一石三鳥
私たちが怖いもの
私たち50代が一番恐れているものの一つに、認知症があるのではないでしょうか。
認知症になってしまったらどうしようという不安が、全くないという方は少ないのではないかと思います。
その認知症予防のために歩くこと、脳を使うこと、新しい刺激を与えること、この3つはとても効果があると言われています。
まさにこの3つの要素が全て、『街歩き謎解き』には入っています。
歩くことによって、運動をします。
謎を解くことによって、脳をトレーニングします。
そして、自分では予想もしなかった場所に行かなければならないことによって、新たな刺激が加わります。
まさに一石三鳥ですよね。
50代、無理は禁物
一石三鳥なのですが、、、、私たち50代、体力的には何もしなければ衰えていくばかり。
今回のチャレンジで、自分の体力のなさを実感した私。
10000歩を越えると(私は歩数計を使いながら謎解きをします)、疲れて頭が回らなくなるし、歩いたその日はもちろん、翌々日まで筋肉痛に苦しみ、鎮痛剤が手放せないし。
変な歩き方をしていたりしたら、それが癖になって骨が変形したりします。
少しずつ毎日、体力筋力維持のトレーニングをしなくては、と思わせてくれた企画でした。
資料
「阪急電車X阪神電車 ナゾときっぷ」公式ホームページ