人の目が気になる人に知ってほしい『パレートの法則』
パレートの法則
『パレートの法則』を聞いたことありますか?「2:6:2の法則」とも言われます。
いろいろな分野で使われていますが、今回は人間関係について使いたいと思います。
『周囲の人の2割はあなたのことを好意的に見ていて、6割の人はあなたを好きでも嫌いでもなくて、残り2割はあなたのことを嫌っている』というものです。
人の目が気になるのは
あなたは人の目が気になりますか?
他の人からどう見られるか、を基準に行動していませんか?
誰でも、まったく人の目を気にしないでいることは難しいです。
誰でも、人からどう見られるかは気になるものです。
でも、必要以上に他の人からどう見られるかを気にする人は、親にそのままの自分を認めてもらえなかった可能性があります。
・よく、親の言うとおりにしないと怒られた
・よく、親の気分で褒められたり怒られたりした
・よく、親にバカにされた
・よく、暴力を受けた
そんなことはありませんでしたか?
もしそうだとしたら、そこには怯えがあります。
子どもは、親に認めてもらうために必死で親の顔色をうかがいます。
親の周囲にいる人、親に関係する人、ひいては自分の周囲の人全員の目を、怯えて気にするようになるんです。
だから、必要以上に人の目を気にしてしまうのは「あなたのせい」ではありません。
養育環境のせいです。
そんなあなたにこそ、パレートの法則を知ってほしいのです。
結局嫌われるなら・・・
思い出してください!『2:6:2』でしたよね!?
そのままのあなたを好きでいてくれる人が2割、どっちでもない人が6割、どうやったってあなたを 嫌いな人が2割。
そのままのあなたを好きな人が2割もいるんです。
そして逆に、あなたがどう頑張っても2割の人はあなたを嫌うんです。
頑張って、嫌われないあなたを見せていくのももちろんいいのですが、それはきっとしんどいと思うんです。
なぜなら、素の自分を隠して嫌われないように、外にアンテナを張ってずっとずっと頑張り続けないといけません。
それくらいなら、素の自分のままのほうが楽じゃないですか?
嫌われたらどうしよう、仲間外れにされたらどうしよう。そう思ってしまいますよね。
私もずっとそう思ってきました。
全員に好かれることは無理なんです。あきらめましょう!
あなたを嫌う2割の人は諦めて、そのままのあなたを好きでいてくれる2割の人を大事にしたほうがいいと思いませんか?
そのままの自分を好きでいてくれるその分、そのままの相手を大事にしてあげられれば、素敵な人間関係を作れますよね。
ずっと人の目を気にしてきたんだから・・・
50代のあなたは、きっとこれまでたくさんの「人の目」を気にしてきたでしょう。
私たちの時代はそうでしたよね。
でもこれからは、そんなに人の目を気にしていたら自分の心が折れてしまいます。
人からどう見られようと自分の想いを大切にしましょう。
どうせ2割には文句言われるんだから。
どうしたって2割は応援してくれるんだから。
まとめ
周囲の人の2割は、あなたがどんなに頑張ってもあなたを嫌います。
同じく2割は、あなたを好きです。
どうせ目を向けるなら自分を好きでいてくれる人に向けて、自分の好きなように生きていきましょう!