付き合う人がダメンズばかりの理由
あなたは今まで、どんな人とお付き合いしてきましたか?
ちょっと思い出してみてください。
付き合う人のタイプが似てくる理由
その彼氏たち、なんとなくタイプが似てたりしませんか?
そして、今の旦那様はどんな人ですか?
いつも付き合う人がいわゆるダメンズだったり、付き合ううちにダメンズになっちゃったり、そんな話聞きませんか?
そういう人いますよね?
なぜそうなると思いますか?
実はこれ、インナーチャイルドの傷が原因です。
なぜそうなるのか。
それは子どもの時、お父さんお母さんにもらえなかった無条件の愛情と安心を、その人に肩代わりしてもらおうとしているからです。
本来子どもは、無条件に愛され守られなければなりません。
そのままの、なんの条件付けもない子ども自身が、親に愛され守られなければならないのです。
子どもは、愛が生活が満たされることを、親に依存しています。
でもそれは、正しい依存です。
子どもは、親や周囲の大人に世話をしてもらわなくては、生きていくことすらできないからです。
でも、親が子どもを『自分の言うことを聞いた時だけ』『自分の世話をした時だけ』愛したとしたら・・・
子どもはどう考えるのでしょう?
『私はお父さん、お母さんの役に立たなかったから・・・』
『私の頑張りが足りなかったから・・・』
だから、十分愛してもらえなかったんだと考えるのです。
そうして、今度はパートナーに親の身代わりをしてもらって、過去をやり直そうとするのです。
つまり、『親の役に立たなかった』と感じるあなたのインナーチャイルドが、『パートナーの役に立つ』ことで愛されようとします。
そして尽くし続けて、相手をかえってダメにしていくのです。
インナーチャイルドはこう考える
実はこれ、よくあるパターンです。
人が、自分の親に似た相手をパートナーに選ぶのは、必ずしも親が大好きだからではありません。
子どもの頃に満たされなかった心の隙間を、その相手に満たしてもらおうとしているからなのです。
でも、「同じパターンでなくてもいいじゃない?」って思ったあなた、さすがです。
確かにそうです。
違うタイプの方が、うまくいきそうです。愛情だって、たっぷりもらえるかもしれません。
でも、インナーチャイルドはそう考えません。インナーチャイルドにはそれが通用しません。
なぜなら、自分が体験したのと同じシチュエーションでなければ、インナーチャイルドの傷は治らないからです。
「あの時愛されなかった自分の想い」を癒したい、解放したい・・・。
あの時の自分が「愛してるよ、大丈夫だよ。」「ぼく(私)が守ってあげるよ」と、言ってもらいたいんです。
そしてこの代わりの役割は、近い関係で起こりやすい。
恋人、夫婦、そして親子。
もしこの過去のやり直しが、夫を相手に終わらなかったら、次は子どもを代わりにしようとします。
そして、あなたの過去の傷はあなたの子どもに受け継がれていきます。
これを「世代間連鎖」と言います。
そして人によっては、これが友人など別の関係の人になることもあります。
インナーチャイルドを癒せば本当のあなたに会える
インナーチャイルドの時間は、昔のあの時で止まっています。
あなたの中の時間もそこで止まっています。
だから、大人になった今でも、何度も何度も同じことを繰り返します。
でも逆をいえば、その過去を完結させることができれば、あなたの時間が動き出します。
時間が動き出せば、あなたの奥に隠れていた、本当のあなたが現れてきます。
あなたは、思い当たることはありませんか?
もしあるなら、インナーチャイルドの癒しに目を向けてみてはいかがでしょうか?